カントゥス・クヮルテット
Cantus String Quartet
カントゥス・クヮルテット
アメリカ留学後、それぞれが米国内でコンサートマスター、クァルテット奏者、ソリストとしてキャリアを積んだ四人が日本で再会し2005年より活動を開始。アメリカに関係の深い作曲家を取り上げこれまでに喜多方プラザ、神奈川県立音楽堂、オペラシティ・リサイタルホール、サントリー・ブルーローズ、2010年3月には第一生命ホールの内外トップグループが出演するシリーズ“クァルテット・ウィークエンド”に出演。年二回の室内楽ワークショップ、子供向けの工夫を凝らした企画でも高い評価を受けている。
物集女 純子(もずめ じゅんこ) ヴァイオリン

ジュリアード音楽院にてゴードン・スカラーシップ奨学生としてドロシーディレイ女史に師事。ならびに同音楽院大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーズ修了。在学中ジュリアードオーケストラのコンサートマスターをつとめる。ソリストとして、米国内の数多くのオーケストラと共演。91年ニューヨークArtist International Auditionのヤング・アーティストデビュー賞受賞。カーネギー・ウェイルリサイタルホールでニューヨークデビュー。帰国後はソリストとして東京フィル、神奈川フィルなど数多くの主要オーケストラと協演、又、ゲストコンサートマスターや室内楽奏者として活躍。現在、洗足学園音楽大学非常勤講師。ヴィルトゥオーゾ横浜のメンバー。

梅原 真希子 (うめはら まきこ) ヴァイオリン

桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学、ジュリアード音楽院を卒業。1988年より、東京、ニューヨーク等でリサイタルを開催。特に1994年の東京公演は好評を博し、出光賞にノミネートされる。1995年N.Y.日系人コンクール優勝。Dr.Shinnya音楽賞受賞。これまで、東京シンフォニエッタメンバーとして、サントリー芸術財団サマーフェスティバル、アレキサンドリア・ビエンナーレ公演(エジプト)、ガウデアムス音楽週間(オランダ)に招かれ、国内外で現代音楽の演奏を意欲的に手がけている。一方、小学校、介護施設などへの訪問演奏も積極的に行っている。現在、東京シンフォニエッタメンバー、ソロ、室内楽奏者として幅広く活動中。

大島 路子 (おおしま みちこ) ヴィオラ

桐朋学園大学を卒業後、イーストマン音楽院にてパフォーマーズ・サーティフィケイトを受賞。1991年よりニューヨークのカサット弦楽四重奏団のメンバーとして、イエール大学にて東京クァルテットの助手を二年間つとめたのち、1997年にはNY州立大学バッファロー校にてベートーヴェン全曲演奏を二シーズン担当。また、17枚のCDをナクソス、アルバニーなどのレーベルよりリリース、うち二枚はニューヨーカー誌の年間ベストCDに選出された。現在は日本で室内楽を中心に活動を続けると共に、室内楽ワークショップの企画にも携わっている。横浜音楽文化協会、ヴィルトゥオーゾ横浜のメンバー。

森澤 泰  (もりざわ ゆたか) チェロ

東京芸術大学卒業。ジュリアード音楽院にてH.シャピロ氏及びジュリアード弦楽四重奏団メンバーに学びMaster of Musicを授与される、4年間にわたりヴィクトリア夏季音楽祭に参加。1991年よりフレズノ・フィルに副首席として在籍しKUSC-FMのライブ音楽番組.“Sunday at four”に出演するなどロスアンジェルスを拠点に活動。帰国後は1996年新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。メンバーとしてショスタコーヴィチフェスティバル及びロストロポーヴィッチ、小澤征爾率いるロシア公演にも参加。NHK-FMの土曜リサイタルに出演。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。ヴィルトゥオーゾ横浜のメンバー。

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