ABChamberMusic Weekend Workshop vol.13

講師紹介
カントゥス弦楽四重奏団 カントゥス弦楽四重奏団
Cantus String Quartet

日米両国で演奏、教育活動のキャリアを持つ4人が集り、2005年春に結成された。東京、横浜を中心に常設クヮルテットとして活動を開始。古典から現代作品まで、幅広い演奏活動を行っている。これまでにNPOトリトン・アーツ・ネットワーク主催によるクァルテット・サロン、大倉山水曜コンサート、東京オペラシティー、神奈川県立音楽堂、喜多方プラザホールなどに出演。2010年3月には第一生命ホールの、クヮルテット・ウィークエンドにデビュー出演が予定されている。カントゥスとは、ラテン語で”うた“の意。

物集女 純子(もずめ じゅんこ) ヴァイオリン

16歳で渡米。ジュリアード音楽院卒業。同大学院およびプロフェッショナルスタディーズ修了。ゴードン奨学金を受け、故ドロシー・ディレイ氏に師事。在学中ジュリアード・オーケストラのコンサート・マスターをつとめる。アスペン音楽祭よりフェローシップを受け祝祭管弦楽団とドヴォルザークのコンチェルトを共演。フレズノ・フィルハーモニックなどと共演、好評を得る。89年、91年NYのリンカーンセンターにてリサイタル開催。91年ヤング・アーティストデビュー賞受賞。92年にカーネギーホールでリサイタル。国内とはソリストとして都内各オーケストラと共演。山本直純指揮、東京フィルハーモニー交響楽団と共演したモーツァルトのコンチェルトは、NHK-FMより全国放送された。一昨年は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とチャイコフスキーのコンチェルトを共演、好評を博す。ソリスト・室内楽奏者としても幅広く活躍している。また、国内の主要オーケストラからゲストコンサートマスターとして招かれている。現在、洗足学園音楽大学非常勤講師。ヴィルトゥオーゾ横浜のメンバー。

梅原 真希子 (うめはら まきこ) ヴァイオリン

桐朋学園大学、ジュリアード音楽院アドヴァンス・サーティフィケイトを卒業。1988年より、東京、ニューヨーク等でリサイタルを開催。特に1994年の東京でのリサイタルは好評を博し、出光賞にノミネートされる。アスペン音楽祭オーケストラをはじめ、多くのオーケストラと共演。NYのロングアイランド芸術院の講師を務める。1995年NY日系人コンクール優勝。独奏者、室内楽奏者として高い評価を得ている。ヴァイオリンを山本幾子、故久保田良作、川崎雅夫、故ドロシー・ディレイの各氏に師事。室内楽を原田幸一郎、山崎伸子、サミュエル・ローズ、ジョー・スミルノフ、ジョナサン・フェルドマンの各氏に師事。現在、東京シンフォ二エッタのメンバー。

大島 路子 (おおしま みちこ) ヴィオラ

桐朋学園、イーストマン音楽院にて学ぶ。1991年よりカサット弦楽四重奏団のメンバーとしてニューヨークを中心に活動。ベートーヴェン・チクルスから現代音楽の演奏や録音まで、幅広い活動を行っている。2000年夏から約5年間は一時的にカサット四重奏団を離れ、桐朋学園オーケストラ・アカデミーにてヴィオラ及び室内楽の講師を務めるほか、室内楽、ソロなどで積極的に東京一円で演奏活動をするようになった。現在は日米双方での活動を並行して行っている。この秋には作曲家ジョーン・タワーの70歳の誕生日を祝う一環のコンサートで、彼女の3曲の弦楽四重奏曲および3曲の委嘱作品のNY初演をシンフォニー・スペースにて行う。また、一月にはシカゴのノースウェスタン大学で、シューベルト五重奏曲を、マーク・ジョンソン(元フェルメール・クヮルテットのチェリスト)と共演。これまで宗倫安、小林健次、江戸純子、マーサ・カッツおよびクリーヴランド、東京クヮルテットのメンバーに師事。

森澤 泰  (もりざわ ゆたか) チェロ

東京芸術大学卒業後、渡米。ジュリアード音楽院にてH. シャピロ氏及びジュリアード弦楽四重奏団メンバーに学ぶ。84年より6年間、カナダのブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリア夏季音楽祭に参加。ニューヨークのリンカーンセンターにてリサイタル開催。大学院修了後はカリフォルニア州に移り、フレズノ・フィルハーモニックの副主席チェロ奏者を務めると共に室内楽の分野でも活躍。ヴィオラ奏者ミルトン・トーマスなどと共演。現在、新日本フィルハーモニー管弦楽団の団員として活躍中。また、同オーケストラメンバーや内外著名アーティストとの室内楽共演も数多い。ヴィルトゥオーゾ横浜のメンバー。

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